2008年1月8日火曜日

suika-001 コンライト(オートライト)

完成しているようで完成していない一品
■電源: 画像の右上、電源入力からシリーズレギュレータで5Vを作成しています。車から12V電源を入れても問題ないはずです。この状態での消費電力が15mA、発熱量はシリーズレギュレータのエネルギー損失分ということなので、7V(12V-5V)の15mAが発熱分です。7V*15mA/1000(mAをAに変換)=0.105W。
■センサ部とランプ制御:画面右下が光センサーAMS302です、これの信号をPIC12F675でAD変換し画面左上2個のLED(ポジション、ヘッドライト)を2段階で制御します、少し暗い->ポジションON、暗い->ポジションON、ヘッドランプON。実際のランプ制御はこの信号線にMOSFET(SUP85N15 300W耐えるらしい)を繋げて制御します。大電流の制御ですがヒートシンクを付けるだけで動作すると考えています(ブレッドボードでは燃えるような気がする)。
■制御動作:電源(IG電源を想定)が投入されてから数秒間後(5秒くらいかな)から制御開始します。(エンジンスタータとヘッドライトで電力取り合いさせないため)。
ソフト的に光センサからの信号解釈にヒステリック特性(と言っていいのか?)を持たせOFF-ONの多発を防いでいます。ライトONは条件がそろえば即時有効になっています。ライトOFFは条件がそろうと2秒程度の遅延タイマが入ります。遅延中にOFF条件が崩れればOFF動作はキャンセルされます。ディップスイッチが3つ、2つは2sc1815のベースに接続しています。上のはPICのリセット信号用です。下の左側はOFFスイッチ、入力があるとランプを即時OFFにしてPICをsleepモードにします。入力が切れると復帰します。車のディマスイッチ(ヘッドランプスイッチ)がOFFの時にコンライトを有効にする機能です。下の右側は車速信号、車速信号に適当な抵抗をかませ2sc1815のベースに入れると即機能します(実験済み)。車速0が2秒程度続いた場合ヘッドライトをOFFにし、車速が出るとONします。
■その他
光センサの感度調整機能がついていません、つけるべきか悩み中。
ハロゲンヘッドライトの場合PWM機能があればじわっとオフとかXX%減光とかが可能なようです。必要かな、、(PIC12F683で対応はできるが、、)
基板を起こして表面実装部品で物を作ろうかと考えていますが、道のりは険しいです、、、
■学習した事項
大電流時の発熱は馬鹿にならない、電線、基板パターン、コネクタなどの許容電流量に気をつけねば駄目っぽい。基板では1mmで1A、電線UL1015のAWG22で10A使用可能とどっかでみかけましたがコネクタだとAWG16を使用しなければ10A使えないとか奥が深いです。AMPのコネクタピン高いなぁ、、、
このままお蔵入りの雰囲気
2008/01/09 修正

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