2008年9月28日日曜日

使い捨てカメラでGO(蛍光灯点灯)

はじめに、使い捨てカメラの分解は感電の恐れがあり非常に危険です。このHPの内容は浅い知識で記載されています。追試などはおこなわないでください。(大人の判断をお願いします。)

具体的にどう危険かというと、、
フラッシュ回路のコンデンサはおおよそ300Vの電圧が溜まった状態になっています。不用意にさわると感電します。分解後電池を外した後、フラッシュ動作させる、もしくはフラッシュ動作を試みた後でも、50~200Vの電圧が残ります。この状態では感電してしまいます。これをドライバ等でショートさせると恐ろしい音と花火が出ます。(10KΩ位の抵抗を付けてショートさせるとまだましかもしれません。)

使い捨てカメラのガワを4つほどもらってきたので、実験をしてみました。下の写真は取り出したフラッシュ部たちです。

写真の上の3つと下の1個はメーカーが違うようですが大体同じ作りのようです。感電の危険性がある箇所はどっかのHPでは基板が黒く塗られている箇所とありました。下の物は黒い箇所がありませんがだいたい同じ場所と考えて良いのかな?


電気を貯めているコンデンサはフラッシュライト(以後キセノン管)の裏にへばりついています。テスタで電圧を測れば溜まっている電圧を確認することができます。

I/Fと動作方法、下の銅の電極が電池ケースで左側が”-”です。まず、これに電池を入れます。基板の中に見える銅の鉤爪がフラッシュの電源スイッチです。上から押さえることで昇圧が始まりコンデンサに300V、100uF程度のエネルギーが蓄えられます。溜まるとLEDが点灯します。2本の銅製の平行線がスイッチでショートさせるとキセノン管が光ります。


さて本題。写真の 左側が蛍光灯を点灯させるために改造した物です。右側は改造前の状態です。 改造は電解コンデンサ、キセノン管アッセン、電池用金具を外し電池金具部に電池ホルダを付けます。写真上方に伸びている赤色の線、これはダイオードに接続しています(整流前の位置)。 この線とGND線を蛍光灯につけてやると改造は完了です。動作させるためには、鉤爪スイッチを上から押さえるだけです。

エネループ1本を電源として、10Wと4Wの蛍光灯を点灯させてみました。蛍光灯の電圧が低い理由はなんだろうか、、、(謎です)



エネループ2本を電源として、10Wと4Wの蛍光灯を点灯させてみた。蛍光灯の電圧が低い理由はなんだろうか、、、(謎です)




ちなみに4W蛍光灯はもともとのハンドライトのほうが明るく点灯します。適正な電圧にならないと思われるため、蛍光灯は暗く寿命も短いと思われる。

PS:後関氏のpicfunのホームページ、消えてる? 2008/9/28
PS:使い捨てカメラ(レンズ付きフイルム)はリユース(部品)が前提の物のようです。

2008年9月23日火曜日

導通チェッカー

テスターの導通チェック機能が不調なので導通チェッカーを作ってみた。出典は「ハンドフットの電子工作」様にて公開されている”導通チェッカー1”
他の物もいろいろあったのですが、「手間と消費電力がかからない物でPICを使っている物」ということでこれを使わせていただきました。

構成はむちゃくちゃシンプルで、テスト端子、電池関連、線、スピーカー、ユニバーサル基板、あとPIC12F629 x 1,1KΩ x 2、1sc1815 x 1だけです。


pic10f222ベースで少しいじってみようかとも考えましたが、結局そのまましました。








9/24 追記:気になったのでソースコードを見てみた。GP2(赤端子)をWeak PullUp設定していた。通常はONになっていて、これをGNDに落とすとSleepからUPし音が鳴る仕組みだった。

通電判定について10KΩでも鳴ると記載があったが、全くその通り22KΩでは鳴らなかった。実用では問題ないだろうと、、、思う、、、



ビープ音発生とスイッチで同じようなもの作れそうだなぁ、、周波数カウンタが欲しくなってきた。


2008/10追記:通電チェック、結構回り込んで鳴るので通電チェッカーとしては使えませんでした。
ま、出典元の方も”導通チェッカー2”を出しているので、そういう事なのね、、、

2008年9月12日金曜日

昇圧実験2(1.2Vで白色LED点灯)


昇圧実験といってもほぼ同じ試験をしただけです。写真に写っているコイルは全てで4つ、うち完全手巻きの中空コイルと写真に写っているコイルで点灯を確認できました。
LEDの両端電圧は1LEDの時だいたい3Vでした。あとの2つは(黒いのと黄色いの)、点灯しませんでした。電池との接続をカリカリすると(要するにoff-onを繰り返す)その時だけ光りました。
なんかの具合で発振しないのかなぁ、、、、PIC製のLCメータを作りたくなってきました


追試:ジャンク品からさらに不明なトランスを外して試験してみました。スピードアップコンデンサ無しで光らせることができています。トランスで発振と昇圧、発振した信号ともう1個のコイルで合計5個のLEDを光らせています。
「キセノン管車幅灯」に挑戦したいかも、、、



2008年9月11日木曜日

昇圧実験(1.2Vで白色LED点灯)

昇圧について実験、元ネタはLEDを電池1本で光らせるコンバータ にある「図3 LEDフラッシャ 回路図」を元に作成しました。

元図とはパーツと定数がほとんど違いますが簡単に動作させることができました。試験のコアは、コイルとトランジスタあたりでしょうか。

コイルは元ネタのページにも載っているように、ポリウレタン銅線(UEW)で自作しました、UEW線はなければ不要なトランスなどをばらしても手に入ります。(少ししんどいですがただです)私の場合直径0.5mmのものを2本、軽~くねじってドライバの軸(直径5mm)に25回ほど巻きつけ、写真のコイルとしました。
さて、トランジスタですが”ストロボ用”とありますし、他のページでも”ストロボ用”が良いと記載されていることが多いです。

私は手を加えて2sc1518で代用しました。手を加えた内容は半固定抵抗と並列に0.1uFのコンデンサをつけています。このコンデンサが無ければ点灯しません。俗にスピードアップコンデンサと言うらしい。”ストロボ用”というのはスイッチング特性が良いことからでは無いのかと少し想像したりします。



インクジェットでプリント基板作成試験、、なかなか進まないなぁ、、、ぶつぶつ

2008年9月4日木曜日

エジソン・プラザ

横浜に用事で行ってきました。パーツ屋があるか調べたところ石川町駅そばにエジソン・プラザなるところがあるということなので行ってきました。ビル2Fにタック電子販売、シンコー電子、相模電子と3軒のジャンク屋のようなパーツ屋がありました。相模電子はあいにくお休みだったのですが、写真のパーツを買ってきました。半固定抵抗は300Ω、50個200円でお買い得感感じたのですが、どうでしょうかね。