2008年10月19日日曜日

導通チェッカー試作その1

導通チェッカをブレッドボードで作ってみた。 参考情報はKenchanさんの
「はんだごてのけむり」ホームページの回路図が元ネタです。

動作試験の結果は良好でした。テストピン間は実測0.66Vでダイオード通電試験で音が鳴りませんでした。抵抗通電試験は10Ωで音が鳴らない事を確認しました。消費電力は導通させていない状態で1.7mA5.18mA、音を鳴らすと33mAの消費電力でした。

さて、部品と作りの概要です。検知部分と音用の発振をLM358Nでおこない、2sc15182sc2058でスピーカーをドライブしています。電源部はエネループ2本です。2.4VではLM358Nをドライブできないし、アルカリ電池を使っても長期間3Vを維持するのは困難かなぁ、と思いHT7733Aで3.3Vに昇圧させています。ダイオードは1N4148、トランジスタは2sc1815と2008年現在、一般に入手しやすい部品で構成しています2sc2058です。※1815を使った場合、音を鳴らすと105mAの消費電力でした。SPKの所に抵抗をかます必要があるかと思います。

自動オフ機能(遅延オフタイマの変形)をつけたかったのですが、2sc1815,2sa1015,220uFでうまく機能させることができませんでした。今後の課題としたいです。LM339N(コンパレータ4個入り)を入手しました。2V駆動できるようなのでこれで全て構成できるか試験しようかと思っています。



コイルの値が抜けてますね、22uHです。あと写真にはある赤LED回路図に記載し忘れています(汗)、、、3.3V側で5.1Kかましているだけです。

2008/10/24 追記
実測4min25secで自動オフする機能を付けた回路図をEagleで書いてみました。(ブレッドボードで動作確認済み)。

図中の+2.4VとGNDに1.5V以上を接続し、スイッチを押すと4分間、導通チェッカーが機能します。
図中の+2.4VとGND1に3.3V以下(1Vでも動作するかと、、)を供給しても導通チェッカーが機能します。
図中の+3.3VとGND1に3Vを供給する導通チェッカーが動作します。

安物TOOLで紹介している秋月購入の2000円テスターは自動オフ機能と謳っているもののただのワンショット機能です(私のが壊れているのかもしれません。説明書は読んでませんので、、)。で555でワンショットを付けてみました。待機電流は0.1mAだったのでeneloopが2000mAhなので2000/0.1/24=833.3日持つ計算です。電池の自己放電とか入れるとどうなるのかは私では計り知れません。LM339Nの消費電流は公称0.8mAなので上の計算だと2000/0.8/24=104.17日となり、「ハンドフットの電子工作」さんのページで紹介されている「導通チェッカー2」は待機電流0.8mAとなっています。いろいろ考えるとアナログチックで楽しいのはPIC物でない2つと思いますが、小技(電源オフのスイッチ機能付けたり、音楽鳴らしたり)を付与できC/Pもさほど変わらないPIC版が高機能になるかと、、、さて。








2008/10/29 回路図中のIC1A(LM358の片方)の入力の+-が逆になっている?確認予定です

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