2009年8月11日火曜日

SSR VS リレー

AC100Vのコントロール(ON-OFF)をおこなう実験をしてみました。題してSSR(秋月キット)Vsリレー(デジット特価品)です。最初の対決は手間と価格から。詳細は言いませんが、価格はデジットリレーの圧勝!手間については用途によりけりなので一概には言えませんが、組み上げる手間がかかるぶんだけ、秋月SSRのほうが不利かと、、、

SSRの制御方法、このSSRはDC5V,5mAで制御できます。5V ACアダプタを用意しました。
リレーの制御方法、このリレーはDC100V,6mAで制御できます。AC100Vにブリッジダイオードを接続し用意しました。

SSRの負荷試験その1。ヒートシンクはデジットで購入した13℃/Wと説明されていたものをつけています。結果は写真の通り、194Wの負荷で40℃くらいまで温度が上昇しています。(VAではないのであしからず)


SSR負荷試験その2。結果は写真の通り547W負荷で73℃。この程度のヒートシンクでは600W負荷は危険な香りがします。SSRキット自体は十分冷やす事で20A(MAX25A)まで使用可能と説明はありますが、発熱=電力浪費、熱くなる=怖いというデメリットが沸々とでてきます。


リレー負荷試験その1。結果は写真の通り192Wで43℃、、、ありゃ、SSR194Wより熱い! ですが、ヒートシンクなんて無いし消費電力が500Wになろうが発熱量は変化しない、、、はずです。(機構的に)




スイッチング回数が多く機械的寿命が気になる場合、高速なスイッチングが要求される場合はSSRを一考すべきだが、それ以外、特に大電流を流したい場合はリレーということで、、、

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