2008年11月24日月曜日

わたあめ製造機、その1

※注意:空き缶を加熱した場合に発生する物質(ペンキ、コーティング剤等によるもの)の安全性について、なんら確認しておりません。安全性については自己責任でお願いします。

今回は電子工作ネタとはは言いにくいです。
難波ビックカメラの5Fおもちゃのフロアで「わたあめ製造機」が売られていました、値段は13000円ちょいでした。
一瞬買うかどうするか悩んだのですが、衝動買いして1日反省しなければならなくなる恐れがあったので購入は控えました。家に帰ってからネットでわたあめ製造機を調べてみると、なんと自作できそうでしたので作ってみました。



部品説明(写真左から)
-麒麟端麗500ml 空き缶
-モーター(PX-A640からのジャンク品)
-マラカス(写真用のオブジェクト、装置の構成には関係ありません。)

写真は使用後に分解したものです。写真モーターに繋がっている下のパーツは空き缶の上部です。使用後に缶きりで切ったものです。

装置の使用方法:写真に写っていないですが他に、ダンボールとカセットコンロを使います。
汚れ防止等の理由で、全てダンボールの中でおこないます。ダンボール中にカセットコンロを設置し弱火で点火します。装置空き缶にザラメ(砂糖)を入れ、火にかけてモーターを回すと”わたあめ”が作成されます。

使用感:”わたあめ”を作ることができました。わたあめを食べる事を主目的とした場合、市販の製造装置を購入するか、わたあめ製造装置を設置している施設またはお祭りに行くほうが吉です。最近何でもですが、自作するメリットは、自己満足の世界であることが多いです。市販品のほうが安くて品質が良い場合が多くなってきています。

しかし私は自作派です、今回の問題点(次回の改善点)。
1、使用した材料(ザラメ)のうち”わたあめ”として口に入る量は極めて少ない。棉にならず壁面(ダンボール)に吹き飛ばされているものが多い。
2、作成された”わたあめ”を市販の物と比べると、硬い感じがする、半固形のザラメのような、、。

ザラメがきれいに液化する前に缶の噴出し口(穴)から出ているのが全ての原因と思われる。

対策:
1、缶の噴出し口を減らし、もう少し時間をかけて液化できるようにする。
2、噴出し口の最下位の位置を1cmほど上げ固形分を少なくする。
3、アルコールランプも自作できるようなので、空き缶でアルコールランプを作成してみる。

さて次はいつするかな。

2008年11月17日月曜日

電気二重層キャパシタでの電力実験

電気二重層キャパシタ(コンデンサ)とかスーパーキャパシタとか言われる物で電気実験をしてみた。用意したキャパシタは2.5V60F(秋月で¥1000.-)と5.5V1F(若松で確か、、¥150.-)。負荷はこれをHT7733Aで昇圧し、白色LED(VF3.2V,IF20mA)、青色LED(VF3.2V,IF20mA)、黄色LED(VF1.8V,IF20mA)、定電流ダイオード(CRD,たぶん15mAの物)等を使って回路で負荷連続点灯時間の試験をしてみた。昇圧回路に使用した部品は(22uH,1N4148,電コン47uF x 2,積セラ0.1uF)で昇圧し、負荷に接続した。白色LED(VF3.2V,IF20mA)、青色LED(VF3.2V,IF20mA)、黄色LED(VF1.8V,IF20mA)、と定電流ダイオード(CRD,たぶん15mAの物)を用意した。その他に、写真には載っていないが手巻き式携帯充電器で充電試験をしてみた。

■試験結果
1)1Fのキャパシタに3.4Vまで充電しHT7733Aで昇圧させたあと青色LEDを点灯させた。点灯時間は50秒だった。
2)1Fのキャパシタに3.4Vまで充電しHT7733Aで昇圧させたあと青色LEDを繋ぎその後ろにCRDを接続し点灯させた。点灯時間は4分9秒!!
3)1Fのキャパシタに3.4Vまで充電しHT7733Aで昇圧させたあと白色LEDを繋ぎその後ろにCRDを接続し点灯させた。点灯時間は6分!!
4)1Fのキャパシタに3.4Vまで充電しHT7733Aで昇圧させたあと黄色LEDを繋ぎその後ろにCRDを接続し点灯させた。点灯時間は2分!!
4.1)黄色LEDの結果が不満なので、違う黄色LEDで再試験。1Fのキャパシタに3.4Vまで充電しHT7733Aで昇圧させたあと黄色LEDを繋ぎその後ろにCRDを接続し点灯させた。点灯時間は2分、間違いではなかったようだ。
5)60Fのキャパシタに2.5Vまで充電しHT7733Aで昇圧させたあと青色LEDを点灯させた。点灯時間は約40分、消灯した時のキャパシタの両端電圧は100mAだった。
6)60Fのキャパシタに2.5Vまで充電しHT7733Aで昇圧させたあと青色LEDを繋ぎその後ろにCRDを接続し点灯させた。点灯時間は3時間20分!!

■考察
CRDを入れると、きっちり流量制限がおこなわれており点灯時間が大幅に伸びている、、のか?。CRDでの電圧低下が一因かもしれん。普通のダイオードや抵抗でどうなるかもこっそり確認してみるかな、、データロガー欲しいなぁ、、青色LED,白色LEDとスペックが同じはずなのにだいぶ性能に違いがある、、こんなもんなのだろうか、、
2.5V60Fを手巻き充電機で充電してみたが結構辛かった。エネループ3本の電池ケースから充電させても、それなりに時間がかったが、電池の偉大さが実感できた!



■2008/11/23追試
※CRDより、1N4148を接続したほうが点灯時間は延びました。たぶん1N4148の方がVfが高いからだと思われます。

インダクタを22uH(たしか、共立の通販で購入したLHL06NB)から、デジットの店頭特価品、80uH(トーキン製)と100uH(LAL02NA101K)と交換比較してみた。
- 1Fのキャパシタに3.4Vまで充電しHT7733Aで昇圧させたあと青色LEDを繋ぎその後ろに1N4148を接続し点灯させた。

インダクタが80uFの場合、5分30秒
インダクタが100uFの場合、12分0秒

■追記:2017/6/11何の試験だったのだろうか、、今見ると思います。HT7733Aの昇圧効率の試験かもしれないし、LEDの点灯性能、消費電力かもしれない。あまり役にたたなそうだ、、

2008年11月8日土曜日

ラゲッジランプをLED化


ちょこっと作ったので記録しときます。12V車用です。使っているLEDはだいぶ前にヤフオクで買った砲弾型の5mm高輝度白色LED。1個10円ちょい(100個単位くらいでしか売っていません)、VF3.2V、IF20mAと言って売っていたものです。

+側から、「1N4148(汎用小信号ダイオード) ->LED x 3 -> 100Ω 」と直列に繋いで12Vをかけると、17.5mA流れそれなりに明るかったので、ダイオードの後ろを4並列で作成してみました。コネクタ部は自分の車用に加工しています。12V17.5mA x 4なので、0.84W、もとは確か5Wだったので省電力化できています。明るさには問題ないと思います。(補足:裏面は1mm厚のゴムを貼り付けて絶縁しています。)

基板がきちゃないですが、レンズの奥に配置するので車内からは見えません。この白色塗装はチタニウムホワイト(アナターゼ)を床用ワックス(アクリル樹脂系)に溶かしたものを塗ってみました。紫外線に当てると光触媒効果が期待できるかもしれません。(言うのは勝手ですね(W))